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「勉強しているのに、なかなか覚えられない…」
そんな経験はありませんか?
実は、勉強は時間よりも「やり方」が重要。
本記事では『科学的根拠に基づく最高の勉強法』から、効率よく学ぶ方法を紹介します!
今よりも勉強の効率を上げたい
資格取得のためにどんな勉強をすればいいか知りたい
勉強のモチベーションを維持する方法を知りたい
こんな方に是非読んでいただきたい一冊です!
『科学的根拠に基づく最高の勉強法』の紹介
・著者:安川 康介
・出版社:KADOKAWA
・出版日:2024年02月15日
・256ページ
出典:KADOKAWA
科学的に効果が高くない勉強法
第1章では「科学的に効果が高くないとされる勉強法」が紹介されています。
・繰り返し読む(再読)
・ノートに書き写す・まとめる
・ハイライトや下線を引く
・好みの学習スタイルに合わせる
これらの方法は、使い方によっては効果がありますが、単独で行う場合は学習効果が限定的とされています。
それぞれの理由を見ていきましょう。
・繰り返し読む(再読)
繰り返し読むことで文章が読みやすくなり、「理解できた」「覚えた」と感じやすくなる一方
実際には十分に思い出せないことがあります。
これを「流暢性の錯覚」という。
・ノートに書き写す・まとめる
教材を書き写すだけでは受動的な学習になりやすく
内容を理解して自分の言葉で整理できない場合は
学習効果が低くなることがあります。
・ハイライトや下線を引く
重要な部分を適切に選べるかどうかによって、学習効果が左右されます。
・好みの学習スタイルに合わせる
研究では自分が合うと思っている学習方法で学習することが、良いという根拠が不十分としている。
だいきょ著者はスタイルに拘ることは、モチベーション維持のために良い場合もあると言っているよ
共通する注意点は、受動的な学習になりやすく、「理解した・覚えた」と感じても、実際には十分に記憶できていない場合があることです。
効果的な学習では、自分で思い出したり考えたりするなど
適度な困難を伴うことが重要とされています。
これを望ましい困難といいます。
本書での効率的学習は主にこの「望ましい困難」を生み出す方法としています。
科学的に効果が高い勉強法
本書の肝である効果的な勉強法です。
・アクティブリコール
・分散学習
・精緻的質問と自己説明
・インターリービング
アクティブリコール
アクティブリコールとは
・能動的に思い出す
・記憶から引き出す
学習した内容を思い出す行為が記憶定着によいとされています。
本書では「断言できないが「思い出すための手掛かりが少ない」ほど効果が高いという研究が複数ある」と説明されています。
・学習内容を意識して思い出す
・少ないヒントで思い出す
この2点を意識して学習すると良いでしょう。
分散学習
分散学習とは時間をおいて学習することです。
例えば、英単語100個を2時間続けて勉強するよりも、
今日1時間、明日1時間、と2回に分けて学習するほうが効果が高いです。
50個、50個に分けるのではなく、同じ学習内容に時間を空けて再び取り組むことです。
最強の学習法
アクティブリコール+分散学習=連続的再学習
この学習法が最強の勉強法だと著書に書いてあります。
その他「精緻的質問と自己説明」と「インターリービング」
「精緻的質問と自己説明」と「インターリービング」は簡潔に説明しますと以下の内容です。
・自分自身に説明するように学習
・異なる種類の問題や関連する学習内容を、あえて混ぜながら学習する方法
詳しい内容は著書をご確認ください。
実際に効果的な勉強イメージ
①覚えたことを白紙に書き出す
②練習問題を解く
③テストを受ける


学習意欲を高めるには好奇心、内発的な動機が必要
「科学的根拠に基づく最高の勉強法」には学習の意欲を高める方法が多く紹介されています。
その中の一部を紹介します。
自己効力感を高める
自己効力感とは目標達成のための行動を、自分がどのくらい上手くできると思うかの度合いです。
自己効力感が高い学習者には、以下のような傾向があるとされています。
・学習のモチベーションや努力が高い
・高い目標設定
・うまい学習計画を立てる
・学習への粘り強さが出る
内発的動機づけを高めた学習
これは学習する理由が、「楽しい」や「興味がある」といった自分の中にある場合です。
内発的動機を高めることは、学習への意欲や継続を支える要因の一つとされています。



内発的動機を高める方法は著書にて詳しく解説されています
その他
勉強の進捗状況を記録する
教材は簡単なものから挑戦する
などが紹介されています。
スマホは勉強の天敵!物理的に遠ざけよう
著書の中で勉強の妨げになるものとしてスマホが挙げられています。
実はスマホはポケットや、机の上にあるだけでも集中力が低下するとされてます。
スマホはすぐに使えないように対策することが大切です。
・気になるアプリや通知を切る
・電源を切る
・別の部屋に置いておく
・家にスマホを置いて、外出先で勉強する
著書では「ぼーっとする時間」も長期記憶への保存に一定の役割を果たしている論文を紹介しています。
休憩時間はスマホを使わず、脳を休めることが大切です。
まとめ
ここまで効率的な学習法と勉強のモチベーションについて解説してきました。
・アクティブリコール
・分散学習
・アクティブリコール+分散学習=連続的再学習
・自己効力感を高める
・内発的動機を作る
これらを取り入れることで、より効率的な学習につながる可能性があります。
・分散学習とは何ですか?
・アクティブリコールとは何ですか?
皆さんはスラスラ答えられましたか?
おそらく「あれ、なんだっけ?」となる方が大半だと思います。
これこそが、「わかった気になる」ということです。
実際にはこの記事で紹介したことをほとんど記憶していないのではないでしょうか。
勉強も同じです。アクティブリコールでの学習を繰り返し行うことで、知識をしっかりと頭にいれることが大事になります。
この記事が皆様の学習の手助けになれば幸いです。
- アクティブリコールとは何ですか?
-
学習した内容を、教材を見ずに自分の記憶から思い出す学習法です。問題を解く、白紙に覚えていることを書き出す、自分でテストするなどが代表的な方法です。
- 分散学習とは何ですか?
-
学習を一度にまとめて行うのではなく、時間を空けて繰り返す学習法です。同じ内容を複数回に分けて復習することで、長期的な記憶の定着を促します。
- ノートにまとめたり、教科書を何度も読んだりするのは意味がないのでしょうか?
-
まったく意味がないわけではありません。ただし、読む・写すだけの受動的な学習になりやすいため、それだけに頼るよりも、問題を解いたり思い出したりする学習を組み合わせることが重要です。
- 勉強のモチベーションを維持するにはどうすればいいですか?
-
達成可能な目標を設定して成功経験を積み、自己効力感を高めることが一つの方法です。また、自分が興味を持てる理由や学ぶ楽しさを見つけることも、学習を続ける助けになります。
- 勉強中はスマホを別の場所に置いたほうがいいですか?
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集中したい時間は、通知を切る、電源を切る、別の部屋に置くなど、すぐに触れない環境を作るのがおすすめです。スマホを確認する機会そのものを減らすことで、学習に集中しやすくなります。


